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【実体験】職業訓練校でWebデザインを勉強!本当にWebデザイナーになれるの?

私は、新卒から6年以上勤めた企業を辞めて、営業職から在宅勤務可能なWebデザイナーを目指しました。

Webサイト作成やデザインのことを全く知らなかった私ですが、失業保険(失業手当)の説明会でWebデザイン専門の職業訓練校があることを知り、通うことを決めました。

今回は、Webデザイン・Web制作の職業訓練校に通うためには、どうすればいいのか。

カリキュラムの内容や実際に通ってみた感想などを説明していきたいと思います。

(※ここではWebデザイン・Web制作の職業訓練校をまとめて、Webデザインと呼んでいます。)

職業訓練校って何?お金はかかるの?

職業訓練校とは求職中の人たちが、仕事をするために必要なスキルや技術を学ぶことができる制度です。

私はWebデザインの職業訓練校へ通いましたが、事務や介護・ネイリストなど、様々な職業訓練が用意されています。

また、Webデザインの職業訓練校でも受けるコースによって、カリキュラムが異なる可能性がありますので、自分が必要としているスキルがカリキュラムに含まれているか確認をしましょう。

職業訓練校は原則無料!

雇用保険に1年以上加入している人は、失業保険(失業手当)を受けながら再就職へ向けて、学びたい分野を勉強することができます。

雇用保険に加入していなかった場合、職業訓練校へ通えないの?という疑問があるかと思いますが、ある一定の条件をクリアしていれば、求職者支援制度という形で10万円の給付金を貰いながら、原則無料で職業訓練を受けることが可能です。

 

原則無料と書いているのは、場合によってテキスト代がかかるためです。

ただし、テキスト代も1万円程度で莫大な額がかかるわけではありません。

心配な方は受ける前に、ハローワークの職員に質問してみましょう。

Webデザインの職業訓練は大人気!面接や試験を突破するには?

リモートワーク、テレワークを採用する企業が増え、WebデザインやWeb制作などの在宅勤務可能なスキルは人気が高まっています。

倍率も高いため、面接や試験対策は必ず行った方が良いでしょう。

1. 職業訓練校の講師は就職できる人を選びたい!

職業訓練校は、再就職をするために通う学校です。

職業訓練委託企業は就職率により、次回の講座が開けるか判断されるので、就職ができそうな人を採用します。

その為、最低限の一般常識があることや、ハキハキと面接で答えられることが重要となります。

立派なことを答えようとせずに、しっかり就職の意思を伝えることが大切です。

2. パソコンスキルはなくてOK!一般常識が必要

先ほども述べましたが、就職できる人を採用したいと職業訓練委託企業は考えています。

つまり、一般企業で受ける一般常識のテストをパスできる人を望んで採用します。

そして、パソコンスキルは、さほど重要視されていない印象があります。

 

理由は、Webデザインの職業訓練を受けたからといって、Web制作会社に就職しなくて良いからです。

その為、最低限、授業についていければ問題ないでしょう。

Webデザインの勉強をして、向いていないと判断した場合は、他の職種で就職することも可能なので、ハードルを上げずにWebデザインの職業訓練校を受けてみましょう!

3. 職業訓練校の面接はスーツで受けよう

面接の服装は、悩みどころですよね。

職業訓練校の面接を受ける際の服装は、無難にスーツをおすすめします。

私服で試験や面接を受けていた人もいましたが、スーツが圧倒的に多かった印象です。

周りから浮かないことも就職できる人と判断されるポイントとなるでしょう。

Webデザインの職業訓練校で学べること

Webデザインの職業訓練校では、Webサイトを構築する方法やデザインについて学ぶことができます。

しかし、同じWebデザインの職業訓練でも、実施する企業が異なると得られるスキルが異なります。

 

私は、Illustrator、Photoshopも学べる職業訓練か、WordPressが学べる職業訓練か迷い、アフィリエイトにも興味があったためWordPressを取りました。

このように、どの職業訓練校へ進むかカリキュラムを見て、選択しなくてはなりません。

私自身が学んだことや、他のWebデザインやWeb制作の職業訓練コースで採用している内容をまとめました。

HTML、CSSでのWebサイト制作方法

Webサイトを作成する基本的なHTML、CSSを学ぶことができます。

仕事をする上で一番必要なスキルとなりますので、ここで挫折をしないことが大切です。

私は、Webデザイナーにはなりませんでしたが、Web系の職種に就いたので、簡単なHTMLやCSSは仕事で毎日使用していました。

WordPressでのWebサイト制作

WordPressは、ブログやWebサイトが作れる仕組みです。

私が作成しているブログもWordPressで、初心者でも簡単にWebサイトが作れるため、人気の高いサービスでもあります。

現在では、日本のWebサイトの8割がWordPressで作られているとか!

仕事でもWordPressを使用したWebサイトを構築することが多いため、WordPressを扱えることが条件となるWeb制作会社もあります。

Illustrator、Photoshopなどの画像処理

IllustratorやPhotoshopを学ぶと、デザインの幅が広がり、就職もしやすくなります。

私の通った職業訓練校には、IllustratorやPhotoshopのカリキュラムはありませんでしたが、フリーソフトで画像処理を学びました。

フリーソフトでも個人でブログやWebサイトを作成する分には問題ありませんが、やはり仕事で画像作成を行うとなるとIllustratorやPhotoshopの知識は必要となるでしょう。

職業訓練校に通えば本当に就職できるの?

Webデザインの職業訓練校へ通えば、本当に就職できるのでしょうか。

私自身も含めて、同じカリキュラムを受けた人たちの就職状況について、お話していきます。

HTML、CSS、WordPressの知識のみで就職はできる!

私が通っていた職業訓練校のカリキュラムのみで、Webデザイナーに就職した人はいました。

そもそもWebデザイナーの募集も多くないので、非正規やアルバイト雇用での採用も多かったように感じます。

しかし、2年ほどWebデザイナーとして働けば、正社員として転職や独立をしやすくなるので、まずは非正規でもWebデザイナーとして働ければ問題ないと思います。

また、Webデザイナー以外にもライターやECサイト運営、パソコン教室のインストラクターなど、Web関連の仕事に就く人が多い印象です。

途中で挫折をし、Web業界を諦める人も多い

Webデザインの職業訓練を受けて、Web系に就職したい!と意欲が増す人もいれば、挫折をする人もいます。

勉強をしてみてWeb系は向いていないと感じた人は、一般事務に採用されました。

ただ勉強は楽しかったようで、仕事をするには向いていないかなと感じた人もいます。

職業訓練校に通う目的は、就職をすることなので、自分の好きな仕事を選ぶことが大切でしょう。

Web系の職種へ無事就職することに!

私は、Webデザイナーを目指しましたが、実際にはECサイト運営職に就きました。

もちろん、Webデザイナーも何社か受けたのですが、全くの初心者であることがネックになり、正社員として雇われることはできませんでした。

その為、Webデザイナー以外にもWeb系の仕事を受け、ECサイト運営職に就きました。

ECサイト運営職であれば、今まで営業として働いてきた数字を突き詰めるスキルと希望している在宅で仕事をすることが叶うと思ったからです。

そして、職業訓練校を卒業と同時に正社員として働き始めることができました。

Webデザインの職業訓練校はカリキュラムが豊富で就職しやすくなる!

WebデザインやWeb制作の職業訓練校へ通い、無事にWeb系へ就職することができたので、職業訓練校へ通ったことは満足しています。

実際にWebデザインの職業訓練校で学んだことは、ECサイト運営職でも役立ちます。

また、画像処理やWordPressのスキルも得ることができたので、ブログも書けるようになりました。

会社を辞めて、他業種へ就職を考えている人は、一度検討してみてはいかがでしょうか。

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