有名企業や大企業でも経営状況が危ういコロナ渦で、転職を考える人が増えています。
また、日本国内には一部の人だけが知っている隠れ優良企業がいくつもあります。
しかし、ネームバリューやブランドばかりに目がいってしまい、ほとんどの人は気づくことができません。
今回は隠れ優良企業とはどのような企業で、隠れ優良企業はどのように探せば良いかについて、ご紹介していきます。
この記事でわかること▼
- 隠れ優良企業の特徴
- 隠れ優良企業の探し方
優良企業の定義って何?
優良企業の明確な定義はありません。
しかし、経営面で安定しており、社員が給与や待遇面で満足している企業を一般的に示します。
誰もが知っている大手企業の中にも、たくさんの優良企業がありますが、競争率が高いため、入社までのハードルが高い点がデメリットとなります。
優良企業の定義は人それぞれ!ワークライフバランスが整った企業の特徴
あなたは、どのような働き方をしたいですか?
若いうちにたくさん働いて稼ぎたい!という人もいれば、休日が多い企業が良いと考える人もいると思います。
人それぞれの価値観で企業を選定するのは、もちろん良いことですが、ここでは仕事とプライベートのバランスが良い企業を優良企業と定義します。
ワークライフバランスが整った企業には、どのような特徴があるか上げていきます。
年間休日120日以上!有給が取りやすい
年間休日が多い企業で、さらに有給が取りやすい企業は、優良企業といえるでしょう。
働いた分、しっかり休むことで、メンタルやモチベーションを保つことができます。
また、有給が気兼ねなく取得できる場合は、仕事仲間との関係も良好で、上下関係があまりない企業といえるでしょう。
福利厚生が充実している
家賃手当や食事手当などの福利厚生がある企業も優良企業といえます。
手当がなかったとしても、社員食堂やカフェなど安価で使用できる施設や、スポーツセンターなどの利用が無料で可能な企業もあります。
転勤が少ない
転勤が少ないことも優良企業の特徴です。
また、転勤がある職種だったとしても、家を建てたり、家族がいる場合は、配慮をしてくれる企業は良い会社でしょう。
家族と共に生活をした上で、仕事ができる環境を整えることは、企業にとっても、社員にとってもメリットとなります。
実は隠れ優良企業にいた経験有り!隠れ優良企業の特徴
実は、私は世間一般的に隠れ優良企業と呼ばれる企業に新卒から6年間働いていました。
入社式の日に結婚や出産など、ライフスタイルの変化がなければ、この会社で一生働くことになるだろうなと思った記憶があります。
実際に隠れ優良企業にいた私が、隠れ優良企業の特徴をご説明します。
経営が安定しており、一定基準以上の給料がある
経営が安定していることは隠れ優良企業の特徴のひとつです。
大企業でも毎年赤字で決算する企業は、たくさんあります。
どんなに大きな会社でも赤字が続けば、早期退職を促すしかないのです。
隠れ優良企業は、無借金経営をしており、経営面で不安がないことが特徴です。
また、会社にどんなにお金があったとしても、社員に還元をしなくては意味がありません。
社員に十分な給料を与えることも特徴となります。
独自の技術があり、成長が見込める
独自の技術があり、商材に魅力がある会社は、成長が見込めます。
会社は現状維持に踏みとどまるのではなく、どんどん成長していかなくてはいけません。
その為には、魅力的な製品を開発していく必要があります。
開発する資金や優秀な技術者を雇う力が充分にあり、成長し続ける企業は、隠れ優良企業と言えるでしょう。
BtoB企業
BtoB企業は、法人や企業と取引を行う企業です。
一般消費者との取引がないため、知名度は低くなりますが、安定して仕事を得られることができます。
また、企業間の取引は、お互いに良好な関係を保つために、取引先との殺伐とした関係になることは少なく、無理なクレームなどを受けることもほとんどありません。
離職率が低く、人間関係が良好
仕事を行うにあたり、人間関係は大切となります。
上司や先輩からのパワハラやセクハラがなく、相談しやすい環境であることも隠れ優良企業の特徴となります。
また、離職率が低いこともポイントとなります。
あなたにとっての隠れ優良企業の探し方
一般的に隠れ優良企業の特徴を書きましたが、あなたにとっての優良企業を探すことが大切となります。
あなたにとっての隠れ優良企業の探し方を説明します。
自分にとって良い会社の条件を考える
一番大切なのは、自分がどのような会社で働きたいか考えることです。
例えば、私は就活をしていたときに、下記の条件で仕事を探していました。
- 営業職
- メーカー、もしくは商社
- 工場関係の設備(納品の際、自分で運ばなくて良いため)
- BtoB企業
- 土日祝休み
- 転勤が少ない
私は、上記の条件を何一つこぼすことなく、理想の企業に就職することができました。
自分で明確なイメージを持つことが、とても大切になります。
たくさんの企業を知ることが大切!
仕事を探し始めた頃は、ベンチャー企業でバリバリ働きたいと考えていました。
しかし、たくさんの企業を見た結果、かなり堅実な企業イメージができあがりました。
企業をたくさん知れば知るほど、自分に合っている企業を探すことできます。
たくさんの企業を見ましょう。
四季報を参考にする
たくさんの企業を比較することが大切となりますので、四季報は持っていて損はないでしょう。
また、私が特におすすめするのは、未上場の四季報を読むことです。
株主に経営を左右されることのない未上場企業は、隠れ優良企業にも多いです。
口コミや求人サイトを探す
転職口コミサイトなどに登録することも、おすすめです。
実際に働いたことのある社員のリアルな声を聞くことができます。
また、転職を考えているのであれば、求人サイトへ登録して、求人をチェックしましょう。
転職エージェントに相談する
転職エージェントに相談すれば、求人サイトに載っていない、隠れ優良企業を探すことができます。
転職のプロが、あなたに合っている企業を探してくれるので、スムーズに転職が進みます。
転職をすぐにしたい!と考えている場合は、転職エージェントに相談してみましょう。
自分に合う隠れ優良企業に転職を目指しましょう
自分がベストだと思う企業の特徴をまとめることが、隠れ優良企業へ転職する第一歩です。
そして、たくさんの企業を知り、比較することが大切となります。
転職エージェントや求人サイトを駆使して、理想の会社をみつけましょう。
あなたが転職に向かって動き出せば、必ず良い結果が待っています。